ブライドルレザーの特徴/手入れ/傷がついたら?

ブライドルレザーの特徴/手入れ/傷がついたら?

皮革製品でブライドルレザーは定番中の定番となります。

手入れ・メンテナンスには専用のケア用品があると便利です。

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革財布の購入を考えると誰もが必ずブライドルレザーは検討するのではないでしょうか。

ちなみにブライドルレザーの手入れ・メンテナンスは非常に簡単となっています。

ブライドルレザーはおすすめの人気の皮革素材

そして、皮革マニア/オタクや革好きならブライドルレザーは必ず持っているといっても過言ではないでしょう。

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それくらいブライドルレザーはド定番であり人気でありおすすめの皮革素材となります。

ブライドルレザーは、

  1. 耐久性
  2. 丈夫さ
  3. 頑丈さ

と三拍子揃った堅牢さとなりますから財布を長く使いたいという人にもかなりおすすめの皮革となるわけです。

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ブライドルレザーの堅牢性はしっかり手入れ/メンテナンスを施すことで5年、10年といった、さらには使い方によっては何十年もの期間、使用することが出来るといわれているほどなんです。

ブライドルレザーが堅牢性に優れているといえども、使っているうちに傷はついてしまいます。

それをエイジングや経年変化と言いますし、あんまり神経質にならずにその傷も味と捉えて愛着をもつということが良いのではないかと思います。

勘違いしてはいけないのがレザーを雑に扱ってつける様な傷はナンセンスですからね。

大切に扱った上での傷を愛着としましょう。

よっぽど、その傷が気になるようであれば革靴などの傷を誤魔化すような専用のクリームが色別でも売っているのでそういったものを使ってもいいかもしれませんね。

しかし、例えば10年も使うと経年変化という言葉では片付けられないことも考えられますから、買い替えも必要となるのが普通です。

ブライドルレザーの特徴

ブライドルレザーの特徴

買ったばかり/使い始めのブライドルレザーにはブルームと呼ばれるロウ(白い粉)が革の表面についています

このロウは使っているうちにどんどん取れていき(馴染んでいき)光沢/ツヤへと変化していくことになります。

これがブライドルレザーの経年変化/エイジングの大きな特徴の一つとなります。

革の色により、その経年変化を楽しむのが難しいものもあります。

黒(ブラック)は革財布でも最もベーシックな色になると思いますが、ブライドルレザーの黒色は経年変化を楽しむには少し寂しいという意見もありますね。

もちろん美しく光沢はどんどんと増していくのですが、革製品の経年変化の飴色に変化しないのが原因だと思います。

黒ですから仕方がないといえば仕方がありませんが・・・。
飴色への変化を楽しみたいのであればオールヌメ革のものを選ぶのが良いですね。

ヌメ革とはタンニンなめしを施しただけの革で”素仕上げ革”とも呼ばれるものなんです。

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革は本当に奥が深いですからね。

その人だけにしか分からない様な価値観も多くありますから。
もっと身近でいえばデニムに近いような感覚かもしれませんね。

例えば、ほかにもブライドルレザーは赤や緑、青、茶といった色がありますが、基本的に元の色より明るくなることはありません。

色味でいえば暗くなっていきます。

しかし、ブライドルレザーは使えば使うほどに光沢が増していくというのが大きな特徴なんです。

ほかの大きな特徴は元々ブライドルレザーは非常に硬い皮革となっています。

ですから使い込むほどに手に馴染むように革が柔らかくなっていくといったところでしょうか。

そして、牛が生きていた頃のバラ傷(血筋やシワ)も残っており、天然皮革ならでは表情も堪能することができるのもブライドルレザーの良いところですね。

ブライドルレザーは元々は馬具

ブライドルレザーは元々は馬具

ブライドルレザーの堅牢さの秘密には元々、英国(イギリス)で乗馬用の馬具に使われていた皮革であるためなんですね。

ブライドルレザーの製法はイギリスに1000年以上も伝統のある技法が用いられていることが皮革製品の価値を高めており人気の秘密でもあります。

ブライドルという意味も馬具という意味ですから。

マットーネの子牛に対してブライドルレザーは成牛の皮が使用されています。

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さらにロウを何度も染み込ませることによって強度の高い硬い革になっているんですね。
そのため縫製が非常に難しく、熟練の職人でも完成までに~半年程かかるとされています。

ブライドルレザーの手入れ

ブライドルレザーの手入れ

ブライドルレザーの手入れはとても簡単です。

ブライドルレザーの使い始めの頃は先にも書きましたが皮革表面(銀面)のブルームが浮き出てくるので乾拭きをするくらいで大丈夫です。

あとはブラシがあればブラシかけを行なう程度ですかね。

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※革財布専門での”革財布メンテナンス・ケア用品(コロニル)一覧ページ”となりますので楽天市場やアマゾンで探すよりもお得に効率よく目当てのメンテナンスケア用品が探せます

財布の形状(特にラウンドファスナータイプ)によってはコバ部分(革の端辺り)にホコリが溜まりやすいものもありますから注意してブラシかけをすると良いと思います。

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※画像の革財布がラウンドファスナータイプとなります。

ブルームが全て浮き出て、表面に白い粉がなくなり、革の乾き(ツヤ感がなくなってきた)が気になることがあれば、保湿クリームを塗るといった感じです。

これも普段から革財布を頻繁に使っていれば月に1回、2ヶ月に1回程度で大丈夫だと思います。

その理由は基本的にブライドルレザーは手から出る油分でも十分に保湿できるからなんですね。

それとブライドルレザーはタンニンなめしの天然皮革ですから、やっぱり水には非常に弱いので水濡れには十分に注意しなければいけません。

1ヶ月に1回程度防水スプレーを使って水から極力守る状態をキープするのがいいでしょう。

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革の表面にブルームが残っている場合には防水スプレーを吹くのは控えるべきです。