ココマイスターマルティーニとは?バケッタ製法のマットな色合いが経年変化で独特な光沢へ!

マルティーニとは手触りが良く伝統の製法で作られたココマイスターの皮革素材

ココマイスターの皮革素材のひとつにマルティーニと呼ばれる皮革があります。
ココマイスターのマルティーニは使い込むほどに味の出る最高級のオイルドレザーとなっています。

ココマイスターではマットーネとマルティーニはどちらもバケッタ製法で作られており、よく似た見た目、質感となっていますが、最終仕上げの部分で異なっています。

ココマイスターのロングセラーシリーズである「マットーネ」と「マルティーニ」との違いは、どちらもバダラッシ・カルロ社のバケッタ製法により作られる皮革であり、最終仕上げのところで違いが現れます。

マットーネはより光沢が強く、購入時の状態から艶やかな表情を楽しむことができます。

対照的にマルティーニは、最初はマットな印象を受けます。

使い込むごとに光沢を生み、艶やかな表情になるところは同じですが、マットなマルティーニだからこそ、内装にも使用して違和感を感じません。

マルティーニは光沢を増しますが色味も深まるため、全面に使用し経年変化させたときの美しさは計り知れません。

とココマイスターのアナウンスでも謳われています。

イタリア老舗タンナー『バダラッシ・カルロ社のバケッタ製法』が生み出す

マルティーニは最高級のオイルドレザー

ちなみにそのバケッタ製法はイタリアの老舗タンナー「バダラッシ・カルロ社」が生み出しています。

本来の革というものが失われつつある昨今に、イタリアのバダラッシ・カルロ社は伝統的な製法を守り続けています。

バケッタ製法と呼ばれる製法により、オイルがふんだんに革に含まれ、しっとりと手に馴染む心地よい質感を堪能できます。

触っているだけで心地よく、いつまでも手の中に入れておきたくなります。

でその最終仕上げによりマットーネよりもマルティーニの方がマットな風合いとなっています。
(マットーネは初めから光沢があり、艶感があります)

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マルティーニはそのマットな風合いがマルティーニの魅力となります。
とはいえ、使い続けていく中で独特の艶感、光沢が生まれていくという経年変化があります。

マルティーニとは皮革マニア(好き)であれば必ずといって言いほど知っているバケッタ製法により作られた皮革です。

バケッタ製法とはタンニン鞣しを行った上で、オイルを皮革に染み込ませるといういった伝統の製法となります。

マルティーニの経年変化(エイジング)は別格!

マルティーニをお洒落な感じでもつ外国のおじさん

まずココマイスターのマルティーニのクッタリとした独特の風合い、雰囲気はかなり皮革好きの心を掻き立てる仕上がりとなっています。

適度なシボ感は見た目の美しさ&程よく気持ちの良い手触り、質感とかなり楽しめる皮革素材となります。

そして何よりも『マルティーニの経年変化はココマイスターの皮革の中でも別格』と称賛されるほどです。

それは”植物タンニン100%鞣し+染料仕上げ”というひと手間もふた手間も加えた手の込んだ製法により生まれる経年変化となります。

マルティーニの手入れは簡単で防水スプレーのみ?

ココマイスターが展開するマルティーニの手入れはとても簡単です。

もともとオイルをたっぷりと含んだ皮革となる為、クリームを塗るなどといった多少手間のかかる手入れ(メンテナンス)は必要としません。

基本的にはマルティーニは防水スプレーのみで手入れ(メンテナンス)OKとなります。

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しかし、長く使っていると(もともと染み込んでいた)オイルが抜けてくるということもあり、皮革が乾燥してくるということもあります。

マルティーニは使い始めにクリームを塗ると深みのある色へ

とはいえ、購入直後にクリームを塗ることで皮革に色に深みを与えることも出来ます。
その辺りは好みでやってしまっても良いかと思います。

皮革が乾燥してきた際にはクリームを塗ってあげることで皮革は復活します。

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塗り過ぎると皮革が呼吸出来なくなるので適度にムラなく全体的に塗るのがポイントです。

皮革が乾燥してくると素人目でも、手触りなどですぐに分かるので心配や不安は必要ありません。

意外と皮革の手入れ(メンテナンス)は面倒かと思うかもしれませんが、クリームは塗り始めると結構クセになります^^;

皮革に光沢が出るのは楽しく嬉しくなってしまい、ついつい塗り過ぎてしまう・・・ということもあるのでご注意下さい。