マットーネという革の素材や特徴や加工方法

私の運営しているサイトへ『マットーネの革』について気になっている方が訪問してきてくれています。

ですので、このページでは『マットーネの革の素材や特徴や加工方法』などについて書いていきたいと思います。

一つマットーネはココマイスターでのみの商標となっています。
ですからマットーネの皮革の取り扱いはココマイスターでのみ購入出来ることとなります。

出来る限り、訪問して来て頂いたあなたの不安や悩みを解消できればと最善を尽くします。

マットーネとは

マットーネという革の素材や特徴や加工方法

まずは、一口に皮革製品といっても、素材となる動物の種類や皮を採取する時期、加工方法などによって、その名称はその時々により変わるんですね。

例えば、皮革製品で定番といえば牛革となるんですが、牛革も生後何ヶ月の子牛、成牛、オス、メスなどによって名称がコロコロと変わります。

成牛が使用されている皮革には定番のブライドルレザーなどがあります。

ブライドルレザーの特徴/手入れ/傷がついたら?

それぞれの革の違いには、革の強度や手触り、経年変化(エイジング)、など革の持つ特徴も変わってきます。

皮革製品を選ぶ時に革の素材というものは気になるポイントの1つとなるのが一般的でしょう。

マットーネの素材

マットーネとは牛の皮を加工した革になるんです。

そしてマットーネは生後6ヶ月(半年)以内の子牛の皮を使用している皮革となります。

マットーネは牛革の中でも最高級といわれており薄くて柔らかい革素材となっています。

マットーネの特徴

マットーネの特徴

マットーネの特徴を簡単にまとめると、

  • 使えば使うほど経年変化(エイジング)によって独特/特有の光沢感が増していく(増していきやすい)
  • 加工により十分なオイルが含まれているため乾燥しない/傷が付きにくい(長年品質を保持できる/手間いらず)
  • 手入れ/メンテナンスが楽でクリームを塗るなどの必要がない(普段の手の油で十分)
  • 革が柔らかくて、弾力性の手触り、適度なシボ(シワ)感が魅力的
  • 牛が生きていた頃の傷やシワ、血管、毛穴など自然な形でそのまま残っている(オリジナル感/自分だけのモノ感が出やすい)

マットーネは使う側は手間がかからないのに、天然皮革である独特の美しいエイジングが楽しめる・味わえるというのは嬉しいことです。

そして、ひとつひとつの製品がオリジナルというのも格好良いところですね。
牛が生きていた頃の傷やシワはバラ傷やトラなどといったりします。

人によっては皮革製品は格好良いけど手間がかかるのが面倒だから・・・という方もいらっしゃいますからね。

皮革製品の全てにおいての基本的なことになるのですが、マットーネも水には弱いので水には十分な注意が必要となりますよ。

マットーネの加工方法

マットーネの加工方法

バケッタ製法という加工方法を使って熟練された職人の手により加工していきます。

バケッタ製法は1000年以上も伝統のある皮革製品の加工製法となっており、タンニン鞣し後の革に天然オイルを手作業で加脂していく加工方法です。

そして、ガゼイン加工(ミネルバボックスという皮革に卵白を手で塗りこむ)を行い、銀面にマットーネ特有の光沢感やツヤ感を出していくわけです。

このようにマットーネは職人さんにとっては非常に手間とコストがかかっているんですね。

ですが、利用者にとっては、マットーネの素材の使いやすさのメリットが、自分使いはもちろんのこと、プレゼントなどにも人気のある皮革となっています。

また、その素材の柔らかさや独特の光沢感などが女性にも人気があるんですね。

マットーネは最高級なのですが価格も手頃/リーズナブルなことも人気に火をつけているのでしょうね。