ココマイスターパティーナ(ヌメ革)とは?マニアが憧れるアメ色へ!経年変化を楽しむ本物皮革素材!

ココマイスターパティーナはどんな革なの?

ココマイスターが取り扱う皮革素材パティーナとは『ヌメ革』のこと(素材は牛)です。

実はヌメ革という言葉だけでいえば、

  • へび
  • とかげ
  • ゾウ

などなど、という特定の動物を指定するものでないのです。

一般的にヌメ革ときけば牛であるということが殆どだとは思います。

というところでココマイスターのパティーナは牛革となります。

ヌメ革といえば皮革アイテム好きであれば必ず聞いたことがあるというくらいの皮革で教科書の1ページ目に出てくる様な皮革用語かもしれません。

革好きの人の為の皮革といっても過言ではないかと思います。
革本来の最初から最後までを楽しめるというのがヌメ革の特徴にもなっているかと。

パティーナ(ヌメ革)は皮革マニアが憧れるアメ色になる

ヌメ革を綺麗な美しい”アメ色”にするというのは皮革マニアの間では憧れであり、目標の皮革の風合いのひとつとなっています。

アメ色までの過程はなかなか大変なもので10年くらいはかかるといわれています。

パティーナの経年変化はどんな感じ

最も経年変化を楽しめる革財布、ヌメ革の特徴とは?

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ココマイスターのパティーナは植物から抽出した渋成分、タンニンのみで鞣した上でオイルを加えた皮革です。

ベジタブルタンニンレザーや素上げ革などと呼ばれることもあります。

ナチュラルな風合いを大切にして、ほぼほぼ加工は行われていないのです。

ココマイスターパティーナの特徴はリアル感のある傷&筋

ココマイスターのパティーナは表面加工をほとんどしていません。
元々あるべき皮革の姿、そのままの素の状態に近い革となっています。

そのため、革の元となっている動物のそれぞれの個性が残っています。

その動物が生きているときにできた傷痕(バラ傷)、血が通っていた痕(筋とよびます)などがこれにあたります。

少々リアルな部分もありますので、人によっては好き嫌いといった好みが分かれるポイントになるかもしれません。

とはいえ、これら(バラ傷、筋etc.)は本革である証ですので、傷や筋などがその皮革としてパティーナとしての味となります。

ココマイスターのパティーナは、製造の過程でほとんどなんの加工も加えていないというのが特徴の皮革となり、本革特有のシワ、色ムラが分かりやすく革本来の味が楽しめるというモノとなっています。

ヌメ革の顔料仕上げするorしない

世の中のヌメ革では顔料仕上げと呼ばれる、シワ、色ムラを目立たなくさせる加工を行っているレザーアイテムも多くあります。

ココマイスターのパティーナでは顔料仕上げは行っていません。

それは革本来のナチュラルな風合いとして楽しみ、長く使ってもらいたいという気持ちからだと思います。

勘違いが無き様にひとつ、それ(ヌメ革の顔料仕上げについて)は、どちらが良くて、どちらが悪いという話でもありません。

パティーナは皮革素材の中でも水気にもっとも弱いかも?

パティーナはほかの皮革素材と比べると、なかでももっとも水気に弱い皮革となるかもしれません。

それは特別なんの加工もしていないという革本来を楽しむといったメリットがある分の跳ね返りといいますか、引き換えのデメリットとなっているところでもあるからです。

ヌメ革は表面になにも加工をされていないので、水に特別弱いことで知られています。特におろしたて当初は水に濡れるとすぐにシミになってしまうので、ある程度使い込んで表面がコーティングされるまでは特に注意が必要です。水シミで色が濃くなってしまった部分は、経年変化により目立たなくなります。

とさすがにパティーナに防水スプレーを吹きかけるときは目立たない部分でのパッチテストは不可欠となると思います。

もしパッチテストを行わずに防水スプレーをかけてしまい、運悪くシミが残ってしまった場合はあえて全体に防水スプレーを吹きかけ、逆に目立たない様に対処するのもありかもしれません。

しかし、そもそもパッチテストを行わずに・・・ということ自体がオススメできませんが^^;

使い込んでいくと手の油や革自体から出る油により自然の保護膜ができますが、まっさらな状態のヌメ革はやや汚れやすいので、購入した後、コロニル・シュプリームクリームを塗ると、汚れがつきにくくなります。水シミもクリームの油分により付きづらくなります。また神経質な方は防水スプレーによる保護も併せると効果的です。

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ただ使っていく過程で手の油が皮革に染み込みコーティングされていくので、それまでは焦らず使い続けることがもっともおすすめなパティーナ(ヌメ革アイテム)の扱い方です。

そして、ヌメ革は傷やシミなども使っていくなかでの味なので、あまり神経質にならず、そこそこ荒めに使ってもいいかと個人的には思います。

あまり気を遣いすぎるというのは皮革製品を使う上でちょっと違うのではないか?と思いますのです^^;