ブライドルレザーとコードバンの違いや比較をしてまとめています。
当サイトは財布がメインですのでブライドルレザーもコードバンも財布を例にとっています。
Contents
ブライドルレザーとコードバンの違い
基本的なことからですが、
- ブライドルレザーは牛の皮革である
- コードバンは馬の皮革である
ということが決定的な違いとなり牛と馬ですから全く違います。
ブライドルレザーとコードバンの特徴や手入れなど
上記のそれぞれの記事にてブライドルレザーとコードバンの特徴を詳しくまとめています。
ブライドルレザーとコードバンの比較
ブライドルレザーとコードバンの比較です。
(後述していますがブライドルレザーとコードバンの皮革の比較はかなり難しい)
ブライドルレザー
ブライドルレザーは世界でも流動性が高くさまざまな皮革製品に使用されており、牛の部位でも最も硬いといわれるショルダーから採取されるため耐久性も強く、皮革製品でありながら比較的水気にも強い皮革です。
また牛のショルダーから採取する皮には牛が生きていた頃のキズやシワが革として加工された後にも残るため皮革製品一つ一つに違いがあり個性があるものとなります。
また耐久性もあり末永く使用できることもあり経年変化(エイジング)を楽しむ皮革といわれています。
コードバン
コードバンは馬の臀部のほんの僅かからしか採取できず「革の王様やキングオブレザー」とまで呼ばれる希少な皮革となります。ブライドルレザーと比べると耐久性も劣り、水気に弱いですが、皮革製品ですから強靭な耐久性は持ち合わせています。
また、手触りの良さの質感、見た目の高級感や艶感などもコードバンがブライドルレザーよりも勝るところとなります。
ブライドルレザーとコードバンの違いや比較(まとめ)
それぞれにメリットとデメリットがあるので「どちらが良いorどちらが悪い」ということはありません。
ブライドルレザーとコードバンは同じ皮革製品となり大きな括りで言えば同じですが・・・”牛革”と”馬革”ですので比較するものとしては非常に難しい問題です。
最終的には人による好みで選ぶものとなります。
ブライドルレザーの革財布がおすすめな人
ブライドルレザーは元々馬具に使われていたほど耐久性に優れた皮革ですのでかなり丈夫ですから末永く使える皮革です。
牛が生きていた頃のキズやシワも残っているため、一つ一つが違うことでオリジナリティーもありますし、経年変化もより楽しめるため、個性を主張したいといった人におすすめです。
コードバンの革財布がおすすめな人
コードバンは高級感が特徴ですあり、大きなメリットとなりますから、普段から丁寧・綺麗に使うということが重要となります。
キングオブレザーと呼ばれるほどの希少性です。
長年コードバンに憧れていたや、持っていて気持ちも満たされる人もいるといいます。
モノを大切に扱える、扱おうという気持ちがある方におすすめです。